施工事例紹介 WORKS

リトル・サイエンティスト本社

敷地は木曽川の河口という状況もあり砕石パイルで地盤の強化を図りました。

工法・・・木造二階建て 在来ロケット工法 
・オフィス棟、研修棟の二棟を6.5mの渡り廊下で繋ぐ
・オフィス棟、研修棟の1階を会議室や研修室として計画する。
・オフィス棟、研修棟の2階をオフィスやラボとして計画する。

東側道路から見て右が北オフィス棟、渡り廊下、左手が南研修棟の構成です。建物全体は「そらどまの家」を取り入れ、主に北、南とも2階に人が集中するので、外部仕上げ、断熱性能、輻射熱冷暖房などは2階部分に取り入れました。

そらどま建築への取り組みについては屋根の形状が寄せ棟ということで妻側からの換気口が取れない為、北棟の2か所、南棟の2か所にドーマー屋根を設け、内部をそらどまの機械置き場として換気を行いました。
屋根瓦の下で集めた熱をドーマーの機械部まで引っ張り、ダクトを通して床下チャンバーBOXから2F,1Fとも床下面に熱を循環させていきます。

輻射冷暖房の設置においては、床下配管が可能でしたので天井梁組みの現しが実現できました。また、幅射冷暖房の夏季結露水対策のため、吸湿性の高いケイ酸カルシウム板、バウビオを壁面に張りました。

換気設備
第1種換気設備、第3種換気設備(ロッカールーム、用務員、洗濯室)
冷暖房設備
1F エアコン式冷暖房、2F 輻射式冷暖房クール暖
パネル : PC W290×H2050-1枚 PC W510×H1500-10枚 PC W510×H1800-4枚 PC W510×H2050-1枚 PC W690×H1500-11枚 PC W690×H2050-6枚 (計33枚)
断熱材
ウッドファイバー
セルロースファイバー
面積
1階床面積 500.89㎡
2階床面積 477.20㎡
延床面積 978.09㎡
敷地面積 1.584.22㎡
種別
新築
用途
事務所
竣工
2015年10月
構造
木造2階建て軸組構法 一部鉄筋コンクリート造
場所
愛知県一宮市開明
設計
菅原律子(菅原律子設計事務所+itiS)
施工
株式会社松田建設(三重県桑名市)
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