施工事例紹介 WORKS
リトル・サイエンティスト本社
敷地は木曽川の河口という状況もあり砕石パイルで地盤の強化を図りました。
工法・・・木造二階建て 在来ロケット工法
・オフィス棟、研修棟の二棟を6.5mの渡り廊下で繋ぐ
・オフィス棟、研修棟の1階を会議室や研修室として計画する。
・オフィス棟、研修棟の2階をオフィスやラボとして計画する。
東側道路から見て右が北オフィス棟、渡り廊下、左手が南研修棟の構成です。建物全体は「そらどまの家」を取り入れ、主に北、南とも2階に人が集中するので、外部仕上げ、断熱性能、輻射熱冷暖房などは2階部分に取り入れました。
そらどま建築への取り組みについては屋根の形状が寄せ棟ということで妻側からの換気口が取れない為、北棟の2か所、南棟の2か所にドーマー屋根を設け、内部をそらどまの機械置き場として換気を行いました。
屋根瓦の下で集めた熱をドーマーの機械部まで引っ張り、ダクトを通して床下チャンバーBOXから2F,1Fとも床下面に熱を循環させていきます。
輻射冷暖房の設置においては、床下配管が可能でしたので天井梁組みの現しが実現できました。また、幅射冷暖房の夏季結露水対策のため、吸湿性の高いケイ酸カルシウム板、バウビオを壁面に張りました。