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天然記念物 千佛鍾乳洞
こちらの写真は昨年の夏に天然記念物に指定されている北九州の千佛鍾乳洞を訪れた時のものです。
この時のは外気温36℃ 湿度72%の蒸し暑い日でした。
鍾乳洞内部の気温は16~18℃ 湿度85%になっておりひんやりと気持ちのいい状況でした。
これは日光による輻射熱が遮られていることに加え体温よりも低温な鍾乳洞の壁面が熱を吸収していくことで
体感の温度が低くなっています。
サーモグラフで撮影した画像を御覧ください。
壁面が約14℃と体温と比較してかなり低くなっています。
熱は高温の物体から低温の物体に移動するため、体の熱がどんどん放出されていくことになります。
この熱の移動現象が輻射になります。
弊社のクール暖もこの冷房運転時にはパネルに冷水を流すことにより擬似的にこの鍾乳洞の涼しさを再現しております。
今までは住宅向けにこのクール暖を研究・販売しておりましたが今年からは医療施設・農業施設等にも
輻射による冷暖房を広めようと活動していきます。